うーん、この本の内容って「朝に生産的なことをやりましょう」って話ですよね。まあ、そういうのが向いてる人はいるんですけど、全員に当てはまるかっていうと微妙な気がしますね。 とりあえず前半として、本の論点を整理しつつ、「ひろゆき的視点」からツッコミどころを交えながら語っていきます。
朝型最強説は本当なのか？
「ドーパミンが朝に多い」って、それ個人差ありますよね？
本書では「朝はドーパミンが多いから生産的なことをやるべき」と主張してますけど、そもそもドーパミンの分泌量って人によって違うんですよね。 遺伝的に夜型の人もいるし、仕事の都合で夜活動しないといけない人もいる。そういう人たちに「朝にやれ」って言われても、いやいや無理でしょって話で。 あと、朝型にシフトしたところで、その人が生産的になるかどうかは別問題。 早起きしても結局SNS見てたら意味ないですし、そもそも夜型の人が無理やり朝に変えても効率落ちるだけじゃないですかね？
「夜の消費行動は悪」って、価値観の押し付けじゃないですか？
本書では「夜にYouTube見たりゲームしたりするのは無駄」と書いてますけど、それってただの価値観の問題なんですよね。 YouTubeを見てリラックスするのも、ゲームを楽しむのも、その人にとっては価値があるわけで。 むしろ問題は「何も考えずにダラダラやること」じゃないですか？ 例えば、意識的に「今日は30分だけゲームしよう」って決めて、それが息抜きになってるなら、別に悪くないと思うんですよね。 むしろ、無理に生産的なことをやろうとしてストレス溜めるほうが効率悪いんじゃないかと。
生産行動至上主義の落とし穴
「生産行動しろ」って言うけど、みんな何を生産するんですか？
この本では「生産行動を増やせ」と言ってますけど、じゃあ具体的に何をすればいいのかって話ですよね。 「勉強」とか「副業」とか書いてますけど、勉強してもそれが収入に繋がるとは限らないし、副業が全員に向いてるわけでもない。 例えば「朝に資格の勉強をしよう」と言われても、その資格が本当に役立つかどうかは分からないわけで。 そうなると、「生産行動しなきゃ」と焦って無駄な努力をする人が出てくるんじゃないですかね？ 結局のところ、「何を生産するか」より「なぜそれをするのか」を考えないと、ただの自己満足になっちゃうんですよね。
生産行動って、楽しくないと続かなくないですか？
本書の主張って、「朝のうちに生産行動をやれ」っていうストイックな話なんですけど、そもそも楽しくないと続かないんですよね。 例えば、筋トレを朝にやるのがいいと言われても、運動が嫌いな人にとっては苦痛でしかない。 そうなると、「朝に生産的なことをやる＝つらいことをやる」ってなっちゃって、結局続かないんですよね。 むしろ、好きなことを生産行動にしたほうが効率いいんじゃないですかね？ 例えば「朝にブログ書くのが楽しい」って人なら、それを続ければいいわけで。 逆に、嫌々やるくらいなら、夜に楽しみながらやったほうが結果的に長続きする気がします。
「早起き＝成功」みたいな幻想
早起きしても、成果が出なきゃ意味ないですよね？
よく「成功者はみんな朝型」とか言いますけど、それってただの相関関係であって因果関係ではないんですよね。 要は、「成功する人の中に朝型が多い」だけで、「朝型だから成功する」わけじゃない。 例えば、イーロン・マスクとかは朝早くから仕事してるらしいですけど、それは「朝早く起きるから成功した」のではなくて、「仕事量が多いから早くから働いてる」だけなんですよね。 結局、成果を出せるかどうかは時間帯の問題じゃなくて、どれだけ集中できるかのほうが重要なんじゃないですかね？
「二度寝するな」って言うけど、それで効率下がったら意味ないですよね？
この本では「二度寝はダメ」と書いてますけど、睡眠の質を考えたら必ずしもそうとは言えないんですよね。 例えば、夜に十分な睡眠が取れてなかったら、朝の二度寝で睡眠負債を少しでも回復したほうがいい場合もある。 そもそも、二度寝しても問題なく働けるなら、それでいいじゃないですか。 「とにかく朝に起きろ」っていうのは、単に精神論を押し付けてるだけで、科学的に見てもメリットがあるとは言い切れないんですよね。
結局、大事なのは「自分に合ったリズムを作ること」
本書は「朝型になればすべてうまくいく」みたいな論調なんですけど、そんな単純な話じゃないですよね。 人それぞれライフスタイルも違うし、向き不向きもある。 朝型にして生産的になれる人もいれば、夜型のほうがパフォーマンスが上がる人もいるわけで。 だから、「とりあえず朝に早起きすればいい」じゃなくて、「自分にとって一番パフォーマンスが出る時間帯を見つける」ほうが重要なんじゃないですかね？ 要は、自分の脳の仕組みや生活リズムを理解したうえで、最適な時間の使い方をすることが大事って話ですね。
「快楽原則＝悪」みたいな単純思考の問題点
快楽に流されるのが悪いって、それ人間らしさを否定してません？
本書では「快楽原則に従ってると消費行動に流れるからダメ」と書いてますけど、人間ってそもそも快楽を求める生き物なんですよね。 むしろ、快楽を完全に否定しちゃうと、ただのロボットみたいな生活になっちゃうわけで。 要は、「快楽に流されること」そのものが問題なんじゃなくて、「無意識にダラダラやること」が問題なんじゃないですかね？ 例えば、意識的に「この1時間は好きなゲームをやる」って決めて遊ぶなら、それはむしろ精神的な回復になって、生産行動のパフォーマンスも上がるはず。 結局、快楽と生産性って二択の話じゃなくて、バランスの問題なんですよね。 「快楽を完全に捨てる」か「快楽に流される」かの二元論で考えるのは、ちょっと極端すぎるんじゃないですかね？
「娯楽＝悪」って価値観、古くないですか？
この本の根底には「娯楽に時間を使うのはもったいない」っていう考え方があるんですけど、それって昭和的な価値観ですよね。 例えば、今の時代ってゲーム実況やYouTubeを仕事にしてる人もいるわけで、娯楽がそのまま生産行動に繋がることもある。 それに、SNSや動画を活用すれば、情報収集だってできるわけで。 例えば、朝に読書するのが良いって言われますけど、実際のところ、効率よく情報を得るなら動画や音声メディアのほうが早かったりするんですよね。 だから、「娯楽を否定する」のではなく、「どう活用するか」のほうが重要なんじゃないですかね？
コルチゾールを無駄遣いしないって、そんな簡単な話ですか？
ストレスを減らすのが重要って、それみんな知ってますよね？
この本では「朝に焦るとコルチゾールが無駄に分泌されて、一日の活力が奪われる」と書いてますけど、それって言われなくてもみんな知ってる話じゃないですか？ 「朝バタバタすると疲れるから、余裕を持って起きましょう」って、小学生でも分かる話ですよね。 問題は、「どうすればストレスを減らせるか」なんですけど、本書では「早起きすれば解決」みたいな単純な答えしか出してないんですよね。 でも実際のところ、ストレスの原因って朝のバタバタだけじゃなくて、仕事のプレッシャーとか人間関係とか、いろんな要素が絡んでるわけで。 単に早起きすればストレスが減るっていうのは、ちょっと短絡的すぎる気がしますね。
「朝の余裕を作ればコルチゾールを節約できる」って、それができたら苦労しないですよね？
例えば、「朝に余裕を持たせるために30分早く起きましょう」と言われても、それで眠気が残ったままだったら、むしろパフォーマンス落ちるだけですよね。 「早く起きれば解決」って話じゃなくて、「ちゃんと睡眠の質を上げる」ほうが先なんじゃないですかね？ むしろ、夜にしっかり休んで、朝ギリギリまで寝たほうがスッキリ起きられる人もいるわけで。 「早起きが正解」っていう固定観念に縛られると、かえって逆効果になる可能性もあるんですよね。
「朝型にしろ！」より「自分に合ったスタイルを見つけろ！」
人によって最適な時間帯は違いますよね？
この本では「朝型にすれば生産性が上がる」と主張してますけど、実際には人それぞれ集中できる時間帯が違うんですよね。 例えば、夜にクリエイティブな作業をしたほうが捗る人もいるし、朝は頭が働かないけど昼から一気に集中できる人もいる。 要は、「朝型にすれば生産性が上がる」んじゃなくて、「自分に合った時間帯に生産行動をする」のが大事ってことじゃないですかね？ だから、「朝型にすること」を目的にするんじゃなくて、「自分のベストな時間帯を見つけること」のほうが重要なんじゃないかと。
本当に大事なのは「時間の使い方の最適化」
結局、「朝に早起きすればうまくいく」っていうのは、あくまで一つの方法でしかなくて、絶対的な正解ではないんですよね。 むしろ、「自分にとって最も効率よく動ける時間帯を見つける」ことのほうが、生産性を上げるうえで重要なんじゃないですかね？ 例えば、夜型の人が無理やり朝型にしようとすると、かえって睡眠の質が下がってパフォーマンスが落ちる可能性もあるわけで。 それよりは、「自分のリズムに合わせて、どうすれば最適なパフォーマンスを発揮できるか」を考えたほうが、実際のところは効率がいい気がしますね。
まとめ：「朝型最強！」みたいな幻想を捨てよう
結局のところ、この本が言ってる「朝型にして生産行動を増やせ！」っていうのは、ある程度は正しいんですけど、全員に当てはまるわけじゃないんですよね。 – **ドーパミンの分泌量には個人差があるので、朝が必ずしも生産的とは限らない** – **快楽を否定するのではなく、うまく活用することが大事** – **「生産行動しろ！」というけど、何を生産するかを考えないと無駄な努力になる** – **コルチゾールの管理は重要だけど、単に早起きすれば解決する問題ではない** – **本当に大事なのは「自分に合った時間の使い方を見つけること」** 要は、「朝型になればうまくいく」っていうのは、一種の思考停止なんですよね。 大事なのは、自分の生活リズムや仕事、性格に合わせて最適なスケジュールを作ること。 なので、「とりあえず早起きすれば成功する！」みたいな単純な話に流されるんじゃなくて、「自分にとって最適な生産サイクルは何か？」を考えるほうが、よっぽど有意義なんじゃないかと思いますね。
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