太らない食べ方を「論理」で考える
糖質制限は本当に正義なのか?
要は、糖質制限って言っても「カロリーゼロのコーラならいくらでも飲んでいいですよ」って話ではないんですよね。つまり、単純に糖質を減らすだけで健康になれるっていう話ではなくて、**何をどのバランスで食べるか**が問題なわけです。 例えば、ご飯を抜いて肉ばっかり食べる生活を続けたら、今度は腎臓に負担がかかるわけですよ。だから、「糖質制限=健康」という単純な図式は、かなり雑だなって思うんですよね。
結局、世の中って「わかりやすい話」を好む人が多いので、「糖質制限すればOK」っていう単純なルールに飛びつきがちなんですけど、現実はそんなに甘くないわけです。 本当に健康になりたいなら、**自分の体質とか生活習慣をちゃんと分析して、何が必要かを考えたほうが早い**と思うんですよね。
インスリンの悪者化に違和感
インスリンって、別に悪者じゃないんですよ。 要は、血糖値を正常に保つためにインスリンが必要なわけで、これがなかったら人間は生きていけないんですよね。 だから「インスリンが分泌される=悪い」みたいな言い方は、すごく雑なんですよ。
たしかに、過剰にインスリンが出ると脂肪が蓄積されやすくなるっていうのは事実ですけど、それって「インスリンが悪い」というより、「糖質を無駄に取りすぎる生活が悪い」って話なんですよね。 だから、インスリンを敵視するよりも、**自分の食生活を見直す方が建設的**だと思うんですよ。
結局、「敵を作った方が説明が楽」だからインスリンを悪者にしてるだけで、本質的な問題からは目を逸らしてるんですよね。
食事管理と自己責任
食べる順番で人生変わるのか?
「野菜を先に食べれば血糖値が上がりにくいから太りにくい」って話、まあ理屈としては正しいんですけど、これって**根本的な解決になってない**んですよね。
つまり、毎回の食事で「順番を気にする」って、結構なストレスになるわけですよ。 そんな細かいことを一生気にして生きるなら、そもそも「食事の中身自体」を根本的に変えた方が楽だと思うんですよね。 要は、サラダ食べてからハンバーグにいくとかっていう手間より、**普段から血糖値の上がりにくい食材をメインにする**ほうが、圧倒的にコスパがいいわけです。
結局、ストレスがかかると人間ってリバウンドしやすいので、長期的に見ると「気にしないでも続くやり方」を選んだ方が勝ちなんですよ。
カロリー至上主義の終焉?
カロリーより糖質を重視するって話は、まあ賛成なんですけど、これも**誤解されやすい**ポイントなんですよね。
例えば、「糖質が少なければ何でも食べていい」って思ってる人って、めちゃくちゃ多いんですよ。 でも、脂質がバカみたいに多いものを食べまくったら、当然太るんですよね。 つまり、「糖質が少ない=ヘルシー」っていう単純な話じゃなくて、**トータルのバランスをどう取るか**が問題なんですよ。
だから、「糖質制限ダイエット」とか「カロリー制限ダイエット」っていう分け方自体がナンセンスで、要は**自分の体の状態に合わせて調整すべき**なんですよね。 要するに「何事も極端はダメ」って話なんですけど、世の中の人って極端な方に走りたがるんですよね。不思議ですよね。
具体的な実践論にツッコミを入れる
糖質の量、正直そこまで気にします?
「白米一膳で55.2gの糖質があるから控えましょう」って話、まあ理屈はわかるんですけど、いちいち**毎食の糖質量を暗算する生活**って、普通に考えて無理じゃないですか。
たぶん、これを完璧に実践できるのって、よっぽど暇な人か、健康オタクだけだと思うんですよね。 普通の社会人って、そこまで暇じゃないわけですよ。
だから、**大ざっぱな指標**でいいと思うんですよ。 例えば「昼は定食食べてもいいけど、夜は炭水化物控える」とか、「ラーメンの替え玉はしない」とか、それくらいの雑なルールでも十分なんですよね。
結局、**完璧主義より続けることの方が大事**なんですよ。 どんなに理屈が正しくても、続かなきゃ意味ないんですよね。
食物繊維マシマシ信仰への違和感
「野菜を先に食べろ」「食物繊維をたくさん摂れ」っていう話も、まあ一理あるんですけど、これも結局、**極端に走りがち**なんですよね。
要は、野菜ばっかり食べても栄養バランスが偏るわけですよ。 特に現代人って、たんぱく質不足になりがちなので、野菜だけ食べても筋肉減るし、免疫力落ちるしで、逆に不健康になるパターンもあるんですよね。
つまり、**食物繊維を意識するのは大事だけど、全体のバランスを見ろよ**って話なんです。 それができない人ほど、妙な健康法にハマるんですよね。
GI値信仰は危ないよね
GI値っていう指標も、あくまで「目安」であって、絶対じゃないんですよ。 例えば、同じ玄米でも調理法によってGI値が変わるし、食べるタイミングや体調によっても血糖値の上がり方って変わるんですよね。
つまり、「GI値が低い食品を選べば安心」みたいな発想って、**すごく雑**なんですよ。 結局、食事ってそんなに単純なものじゃないし、**個体差**がめちゃくちゃ大きいんですよね。
だから、「この食品はGI値が低いから大丈夫」とか思い込んでると、逆に足元すくわれるよね、って話なんですよ。 要するに、**鵜呑みにしないことが一番大事**なんですよね。
太らない食べ方の「落とし穴」を考える
外食を攻略するという無理ゲー
外食時に「糖質少ないものを選びましょう」ってアドバイスあるんですけど、正直、外食って基本的に**糖質と脂質のコンボ**なんですよね。 要は、外食産業って「安くてうまいもの」を提供するビジネスなわけで、糖質と脂質を組み合わせればコストも下がるし、味もよくなるんですよ。
だから、外食で完全に糖質制限をしようと思ったら、めちゃくちゃ選択肢が狭まるんですよね。 結局、サラダチキンと水だけみたいな食事になって、人生の楽しみ減るじゃないですか。 そう考えると、**外食ではある程度割り切る**しかないんですよ。 週に何回か外食するなら、その日は「仕方ない」と思って、次の日の食事で調整する。 そういう柔軟性がないと、絶対続かないです。
間食管理が成功のカギ?
「ナッツやチーズで間食をコントロールしましょう」って話、まあ一理ありますけど、これも結局、**人間の意思の強さに依存**してるんですよね。 ナッツとかチーズって、意外と高カロリーなわけですよ。 だから、ちょっとつまむつもりが、一袋全部食べてた、みたいな事故が普通に起きるんですよね。
要するに、間食で成功するかどうかって、**結局、自制心の問題**なんですよ。 間食を推奨するなら、「量をあらかじめ小分けにしておく」とか、そういう現実的なテクニックもセットで教えないと意味ないと思うんですよね。
「ナッツを食べましょう」だけで済ませるのは、かなり無責任なアドバイスだなって思います。
「継続できるか」を基準に考える
夜食制限も完璧じゃない
夜食を控えましょう、寝る2時間前には食べ終えましょうっていうアドバイス、まあ理屈としては正しいんですけど、これも**理想論**ですよね。 仕事が遅くなったり、飲み会があったり、どうしても夜遅く食べなきゃいけない日ってあるわけじゃないですか。
そんなときに「いや、夜食べたら太るから絶対我慢」ってストイックにやろうとすると、ストレスが溜まって、結局リバウンドするんですよ。 だから、僕は「夜食べてもいいけど、**食べるものの質を変える**」っていう方向が現実的だと思うんですよね。 要は、ラーメンじゃなくて味噌汁にするとか、パスタじゃなくて豆腐にするとか、そんな感じです。
結局、**完璧を目指すより、負けないルールを作る**ほうが長続きするんですよね。
食事記録ってそんなに大事?
食事内容と体重を記録しようっていう話、まあ間違いじゃないんですけど、これも結局、**続けられるかどうか**なんですよね。 正直、毎日細かくメモ取れる人って、そもそもデキる人なんですよ。 普通の人って、三日坊主になるのが当たり前なんですよね。
だから、「食事記録をつけましょう」っていうよりも、**たまに見直すタイミングを作る**くらいで十分だと思うんですよ。 例えば、月に一回、体重と食事内容をざっくり振り返るとか、それくらい緩いルールのほうが続きやすいんですよね。
結局、「完璧にやること」を求めると失敗するんですよ。 **雑にでも続けること**を最優先に考えるべきなんですよね。
まとめ:本質は「太らない食べ方」ではない
水分補給も万能薬ではない
水を飲めば代謝が上がる、便通がよくなるって話も、まあ一応は正しいんですけど、これも過信しすぎると危ないんですよね。 水を無理に大量に飲んで、逆に水中毒になる人とかいるわけで。
だから、「朝一杯の水で代謝が上がる」とかいう話も、あくまで**ちょっとしたプラス効果**程度に捉えるべきなんですよ。 「水を飲んでるから大丈夫」って思って、他をおろそかにするなら、本末転倒なんですよね。
要は、**水分補給も大事だけど、それだけでは何も解決しない**って話です。
太らない食べ方の本当の意味
結局のところ、この本が言っている「太らない食べ方」って、**ストレスを減らして長期的に続けられる生活習慣を作ること**だと思うんですよ。 糖質制限も、食べる順番も、全部そのための手段でしかない。
でも、多くの人は「手段を目的化」しちゃうんですよね。 「糖質を減らすためにストレスを溜める」みたいな、本末転倒なことをやりがちなんですよ。
だから、「太らない食べ方」っていうのは、要は**自分の生活に無理なく組み込める範囲でやる**っていう話だと僕は思ってます。 本気で痩せたいなら、まずは「無理をしない設計図」を作ること。 そこから始めた方が、結局は近道なんですよね。
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