老けたくない人必見!AGE対策の真実と賢い付き合い方|老けたくないなら「AGE」を減らしなさい カラダが糖化しない賢い生活術 (SB新書) :レビュー

書評

AGEって本当に悪者なの?

そもそもAGEが悪いって誰が決めたんですか?

まず、「AGEが悪い」って前提に立って話を進めてるんですけど、それって本当に正しいんですか?って話なんですよね。 要は、体内でAGEができると老化が進むっていうんですけど、じゃあAGEゼロの人間が本当に存在して、めちゃくちゃ若々しく生きられるかっていうと、そんな事例ないわけです。 結局、人間って老化する生き物なんですよ。どんなに頑張っても100年ちょっとで死ぬんです。AGEを減らす努力をしたところで、人間の寿命にどれだけインパクトがあるのかって考えると、そこまで大騒ぎする話じゃない気がするんですよね。

AGEを減らす努力ってコスパ悪くないですか?

あと、低温調理とか、揚げ物避けるとか、ビタミンB群を意識して摂れとか、めちゃくちゃ細かい生活習慣を要求してくるじゃないですか。 正直言って、そんな細かいこと気にしながら生きるのって、めんどくさいんですよ。 人間って、面倒なことを長期間続けるのが一番苦手なんですよね。 結局、3日坊主で終わって、「まあ、いいや」ってなるのがオチです。 つまり、AGEを減らすために細かい努力を続けるのって、コスパが悪すぎると思うんですよ。 それなら、好きなものを食べて、楽しく生きた方が、トータルではQOL(生活の質)上がるんじゃないかなって思います。

糖化と酸化って騒ぎすぎでは?

酸化を気にする生活、幸せなんですか?

次に、酸化の話も出てくるんですけど、これも似たような話で、「活性酸素が増えると老化が進む!」って煽るわけですよ。 でも、だからって外出を避けて、紫外線を浴びないように引きこもって生きるとか、意味あるんですかね? 日焼け止め塗って、帽子かぶって、手袋して…って、そんな完全防備してまで生きて何が楽しいんだろうって話なんですよ。 要は、人生の楽しみを減らしてまで老化を遅らせる意味って、本当にあるんですか?ってことです。 僕なら、日差しの下で楽しく遊んで、ちょっと老けても「まあ、そんなもんだよね」って受け入れた方がいいと思います。

糖化を抑えるための低糖質食って、結局流行り物ですよね

あと、低糖質食を推奨してるんですけど、これも正直どうなんですかねって思うんですよ。 一時期、ロカボ(低糖質ダイエット)が流行りましたけど、結局続かない人がほとんどだったじゃないですか。 つまり、人間って本能的に糖質を欲しがる生き物なんですよ。 脳のエネルギー源は基本的に糖だし、糖を取ることで幸せホルモンも出るんです。 糖質を抑える生活って、確かに理論上はAGEを減らすかもしれないけど、幸福度を下げる副作用もあるわけで。 そこを無視して、「糖を減らせ!」って言うのは、ちょっとバランス感覚が悪いと思うんですよね。

コラーゲンの架橋形成と聞いてピンときますか?

専門用語を並べても伝わらない問題

コラーゲンの架橋形成がどうこうって言われても、普通の人は「へえ〜」ってなるだけで、実生活に落とし込めないんですよね。 要は、専門用語を使えば使うほど、一般人との間に壁ができるわけです。 こういう健康本って、わかったような気にさせるのが上手いんですけど、結局は「で、どうすればいいの?」って話に落とし込めないと意味ないと思うんですよ。 つまり、コラーゲンの話とか難しいこと言ってる暇があったら、もっとシンプルに、「好きなものをたまには食べてもいいけど、バランス取ろうね」くらいでいいんじゃないですかね。

AGEが関節痛や血管障害を引き起こすっていうけど

確かに、AGEが体内で増えると、関節が固くなったり血管がボロボロになったりするって話はあります。 でも、それってAGEだけのせいなんですか?って思うんですよ。 たとえば、運動不足とか、喫煙とか、睡眠不足とか、もっといろんな生活習慣が複合的に悪さをしてるわけじゃないですか。 AGEだけを悪者にして、「これを減らせば老化防止!」みたいなシンプルな話にしちゃうのって、ちょっと短絡的すぎる気がするんですよね。 つまり、原因が一つだけってことは、ほとんどないわけで。 それを無視してAGEばっかり責めるのは、ちょっとフェアじゃないよねって思います。

AGE対策の現実的な落とし所

完璧主義よりも「まあまあ」でいいじゃないですか

要は、AGEを減らす努力を一生懸命やるよりも、「まあまあ減らせればいいんじゃない?」くらいの感覚で生きたほうがストレスないと思うんですよね。 極端な話、唐揚げとかパンケーキとかを完全に絶つ生活をするより、週1回くらい楽しみで食べるくらいの方が、精神衛生上よっぽど健康だと思います。 結局、人間ってストレスがたまると、それ自体が老化の原因になるわけで。 ストレスで活性酸素が増えたり、免疫が下がったりするっていう話もあるわけです。 つまり、AGEを減らす努力がストレスになるくらいなら、やらない方がマシなんですよ。

生活習慣は「できる範囲」でしか続かない

あと、生活習慣を改善しましょうっていう話も、実際には「できる範囲でしか続かない」って現実があるんですよね。 たとえば、毎日自炊して低温調理して…なんて、働きながらやれる人ってそんなにいないです。 忙しい現代人にとって、コンビニや外食を完全に排除するなんて無理ゲーなんですよ。 だったら、「揚げ物を週に1回に減らす」とか、「外食するときはできるだけ蒸し料理を選ぶ」とか、そういう緩いやり方でいいんですよ。 要は、完璧を目指さず、現実的なラインでAGEを減らす工夫をする。これが一番賢いんじゃないですかね。

AGE対策を超えた本質的な問題

なぜ老化を恐れるのかという根本的な話

ここでちょっと視点を変えると、「そもそもなんで老化をそんなに恐れるの?」って話になるんですよ。 つまり、老化=悪っていう前提がおかしいんじゃないかってことです。 確かに、若く見られたいとか、健康で長生きしたいっていう気持ちはわかります。 でも、老いること自体が悪いわけじゃないですよね。 経験を積んだり、知恵がついたり、人間として深みが出るのって、むしろ歳をとってからなんですよ。 つまり、老化をネガティブに捉えるのをやめて、自然なプロセスとして受け入れる方が、人生全体の満足度って上がるんじゃないかなって思うんです。

寿命を伸ばすこと=幸せとは限らない

さらに言うと、寿命を伸ばすこと自体が必ずしも幸せにつながるわけじゃないですよね。 医療の進歩で寿命はどんどん伸びてますけど、その分、認知症になったり、寝たきりになったりするリスクも増えてるわけです。 つまり、「長く生きる」ことよりも、「どう生きるか」の方が重要なんですよ。 AGEを減らして数年寿命が伸びたとしても、その間が不自由で楽しくなかったら意味ないじゃないですか。 だから、AGE対策も「楽しく生きるための手段の一つ」くらいに捉えるべきであって、人生の目的にしちゃいけないんですよね。

情報を鵜呑みにしないという大事な態度

健康情報のリテラシーを持ちましょう

結局、こういう健康本を読むときに一番大事なのって、情報をそのまま鵜呑みにしないことだと思うんですよ。 要は、「こうすれば老化が防げる!」っていう話に飛びつくんじゃなくて、「本当にそうなの?」って一歩引いて考える習慣を持つことが大事なんです。 情報って、出してる側にも意図があるわけですからね。 本を書いた人は本が売れてほしいし、研究者は研究費がほしいし、そういう裏側を想像する癖をつけた方がいいと思います。 つまり、「正しいかどうか」だけじゃなくて、「誰が、何のためにこの情報を出してるのか」を考えるべきだってことです。

自分にとってちょうどいい健康法を選ぶ

最後にまとめると、「AGEを減らすこと」が重要かどうかは人によるって話です。 たとえば、すでに糖尿病のリスクが高い人なら、AGE対策はすごく大事だと思います。 でも、そうじゃない人にとっては、そこまで神経質になる必要はない。 つまり、自分の体質や生活環境に合わせて、ちょうどいい健康法を選べばいいだけの話なんですよ。 万人に通用する絶対的な正解なんて、そもそも存在しないんですから。 自分の人生をどう生きたいかを基準にして、その中で「やれる範囲で健康を意識する」くらいが、ちょうどいいんじゃないですかね。

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