うーん、この本の内容って、要は「がまんするな」って話ですよね。でも、それって本当に正しいんですかね?まあ、結論から言うと、「がまん」には2種類あって、必要な我慢と不必要な我慢があるわけです。例えば、暴飲暴食を我慢しないと健康に悪いし、無理なダイエットを我慢しないのもそれはそれで問題です。なので、この本の主張をそのまま受け入れると、ただの「快楽主義」になっちゃうんですよね。
「がまん=悪」なのか?
そもそもがまんがなぜあるのか
がまんが老化を促進するという考え方は、まあ分からなくもないですよね。でも、そもそも「がまん」ってなんで存在するんでしょうね?例えば、人間が「好きなだけ食べていい」「好きなだけダラダラしていい」ってなると、どうなると思います?普通に肥満とか病気になりますよね。結局、ある程度のがまんは健康のために必要なわけです。
この本の主張だと、「がまんしなければ健康になれる」っていう感じに読めますけど、逆にがまんしなかった結果、不健康になる人もいるわけで。だから、「がまんするな」っていうのはちょっと極端な意見だと思うんですよね。要は「がまん」の種類をちゃんと見極めることが大事なんじゃないですかね。
適度な快楽=健康なのか?
快楽がすべてを解決するわけじゃない
この本では「快楽が健康を保つ」って言ってますけど、快楽を求め続けた結果、不健康になった人ってたくさんいるじゃないですか。例えば、タバコや酒が「ストレス解消になるから健康にいい」とか言って、結局それが原因で病気になったり。まあ、短期的にはストレスが減るかもしれないけど、長期的にはどうなんですかね? あと、これって結局「適度」っていうのがすごく大事なんですよね。快楽を求めすぎると、それが当たり前になって、もっと強い刺激を求めるようになるんですよ。だから、「適度に楽しむことが大事」っていうのはまあ正しいとは思いますけど、「がまんしない=健康」っていう単純な話ではないんじゃないですかね。
運動と老化の関係
結局、動かないとダメ
この本でも「体を使わないと衰える」って言ってますけど、それはまあ当然ですよね。動かないと筋肉は落ちるし、関節も硬くなるし、血流も悪くなる。でも、これって別に新しい話じゃなくて、昔から言われてることなんですよね。
でも、「がまんしない」って考え方をそのまま適用すると、運動も「がまんせずにやらなくていい」ってなりませんかね?実際、運動ってある程度は「がまん」しないと続かないですよね。「やりたくないけど健康のためにやる」っていうのは、別に悪いことじゃないと思うんですよね。だから、「がまんしないことが健康」っていう考え方は、運動に関してはちょっと矛盾してるんじゃないですかね。
「心の老化」とは何か
結局、新しいことに挑戦できるかどうか
心が老化すると身体も老化するっていうのは、まあ分かりますよね。でも、じゃあ心の老化を防ぐためには何をすればいいのかって話ですよね。この本では「感情を活性化させることが大事」って言ってますけど、それって具体的にどういうことなんですかね?
結局、新しいことに挑戦できるかどうかが大事なんじゃないですかね。例えば、新しい趣味を始めるとか、新しい人と関わるとか。逆に、ずっと同じことばっかりやってると、そりゃ心も老化しますよね。でも、それを実行するには、多少の「がまん」は必要なんじゃないですかね?新しいことを始めるのって、最初はめんどくさいじゃないですか。だから、「がまんしない=若々しくいられる」っていうのは、ちょっと単純化しすぎてる気がしますよね。
ホルモンバランスと老化の関係
ホルモンをコントロールするのは結局のところ生活習慣
ホルモンバランスが老化に影響を与えるって話ですけど、結局のところ、それをコントロールするのは生活習慣ですよね。例えば、ストレスが多いとコルチゾールが増えて老化が進むし、睡眠不足だと成長ホルモンの分泌が減る。要は、ホルモンのバランスを保つためには、「がまんしない」だけじゃなくて、「ちゃんとした生活をする」っていうのが前提なんですよね。
この本では、ホルモン補充療法の話も出てきますけど、薬に頼る前にやるべきことって結構あると思うんですよ。例えば、適度な運動、バランスの取れた食事、質の良い睡眠。結局、ホルモンバランスを崩すような生活をしておいて、「がまんしない」ことだけを意識しても、意味ないんじゃないですかね?
食生活の変化と老化
食べるものが変われば身体も変わる
日本人の食生活が欧米化して、肉をたくさん食べるようになった結果、健康リスクが増えたっていうのは、まあ事実ですよね。昔の日本人は、魚と野菜中心の食事をしてたわけですけど、今は肉や加工食品が多くなってる。その影響で、糖尿病や心臓病のリスクが増えたっていうデータもあるわけです。
でも、ここで気をつけるべきなのは、「じゃあ昔の食生活に戻せばいいのか?」って話なんですよね。昔の日本人の平均寿命は今より短かったわけで、昔の食生活が必ずしも最適だったとは限らない。要は、「今の食事がすべて悪いわけじゃない」ってことを理解しないと、単純に「欧米の食事が悪い」みたいな結論になっちゃうんですよね。
「適度な脂肪」の重要性
痩せすぎが健康に悪いのは当たり前
この本では「適度な脂肪が大事」って話が出てきますけど、それはまあそうですよね。痩せすぎると免疫力が下がるし、エネルギー不足で筋肉も落ちる。でも、ここで問題なのは、「じゃあどれくらいが適度なのか?」って話ですよね。
例えば、「ちょっと太めの人の方が長生きする」って研究結果があるとしても、それを理由に好き放題食べていいわけじゃないんですよね。むしろ、「太りすぎると病気のリスクが上がる」っていうデータもあるわけで。「適度な脂肪」っていうのがどのレベルなのかを考えずに、「太ってても大丈夫」って解釈しちゃうと、結局、不健康になるだけなんじゃないですかね。
「がまんしない」ことの本当の意味
結局、バランスが大事
この本の主張をまとめると、「がまんせずに、適度に楽しみながら生きることが大事」ってことなんですけど、結局のところ、それって「バランスを取ることが大事」っていう当たり前の話なんですよね。 例えば、「がまんしないで好きなものを食べる」っていうのも、極端にやれば健康を害するし、「快楽を楽しむ」っていうのも、行き過ぎれば依存になる。だから、「がまんしない」っていうのを単純に「好き勝手やっていい」って解釈するのは危険なんですよね。
要は、「無理をしない範囲で、適度に楽しみながら生活する」っていうのが正解なわけで、それって別に新しい考え方でもなんでもないんじゃないですかね?
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