99%の無駄を削れ!本当に効率的な働き方|99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ 決定版 :レビュー

書評

うーん、この本の内容って、要は「仕事の効率を上げるための小さなコツ集」ってことですよね。で、99%の人がやっていない1%の違いが成果を生むって話なんですけど、それって本当にそうなんですかね?結局、仕事ができる人とできない人の差って、もっと根本的な部分にあるんじゃないかと思うんですよ。 じゃあ、前半ではこの本の主要なポイントをひろゆき視点でツッコミつつ、実際に仕事の効率を上げるために何が必要なのかを考えていきます。

  1. 1. 「ホウレンソウ」を効率化してもダメな理由
    1. ホウレンソウってそんなに大事?
    2. 上司のためのホウレンソウ?
  2. 2. 会議の効率化って、そもそも会議がいらないのでは?
    1. 会議の時間を減らしても意味がない
    2. 決断できる人がいれば、会議は不要
  3. 3. メール・チャットの効率化って、それ以前の問題じゃない?
    1. メールの件名を工夫しても本質は変わらない
    2. 本当に効率的な仕事は「言わなくても伝わる」
  4. 4. チームワークの本質は「任せる」じゃなくて「強い個が集まること」
    1. 「任せることが大事」は正しいのか?
    2. 本当に強いチームとは?
  5. 5. 「即座の行動」が正しいとは限らない
    1. 「すぐに動く=効率的」という勘違い
    2. 本当に大事なのは「考えてから動く」こと
  6. 6. 「早めの報告」は状況次第で逆効果
    1. 報告が早すぎると余計な仕事が増える
    2. 本当に報告すべきタイミングとは?
  7. 7. 「3分ください」を口癖にしても、上司の忙しさは変わらない
    1. 上司の時間を奪うことに変わりはない
    2. 「3分の相談」を減らす仕組みが必要
  8. 8. 「ポジティブフィードバック」が逆効果になることもある
    1. 過度なフィードバックはプレッシャーになる
    2. フィードバックは最小限でいい
  9. 9. 仕事を効率化するなら「無駄な仕事をしない」が最強
    1. 「1%のコツ」よりも「99%の無駄をなくす」
    2. 本当に成果を出す人の考え方

1. 「ホウレンソウ」を効率化してもダメな理由

ホウレンソウってそんなに大事?

この本では「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を効果的に行うことが仕事の基本だって言ってますよね。でも、それって仕事ができる人とできない人の決定的な差にはならないんですよ。だって、ホウレンソウをちゃんとやってるけど成果が出ない人っていくらでもいますよね? 本当に仕事ができる人って、そもそも報告する必要がないくらい、事前に問題をつぶしたり、最初から適切な判断をしてたりするんですよ。上司に「こういう問題が起きました」って言う前に、「こう解決しました」って言える人が評価されるわけです。

上司のためのホウレンソウ?

あと、ホウレンソウを徹底しろっていうのは、要するに「上司が安心したいから」っていう側面もありますよね。でも、そんなの部下の負担になるだけじゃないですか?報告するための資料作りや、無駄なミーティングが増えるだけで、生産性が落ちることもあるんですよ。 だから、「ホウレンソウをちゃんとやれば仕事ができるようになる」みたいな話を信じるのはちょっと違うかなと。むしろ、「ホウレンソウが不要になるような仕事のやり方」を考えたほうがいいと思いますね。

2. 会議の効率化って、そもそも会議がいらないのでは?

会議の時間を減らしても意味がない

本書では「週1回2時間の会議を隔週1時間にすると、工数が7.5%削減できる」とか言ってますけど、いやいや、そもそもその会議って本当に必要なんですか?って話ですよね。 会議って、基本的に「決まったことを共有する場」になりがちなんですよ。でも、それってメールやチャットで済むじゃないですか?「みんなで話し合って決める」みたいな美談にしたがる人が多いんですけど、それってただの責任分散だったりしますよね。

決断できる人がいれば、会議は不要

本当に優秀なチームって、決断力のある人がいるんですよ。その人が「こうします」って決めたら、それで動けばいいだけ。無駄に会議して「みんなの意見を聞こう」とか言ってる間に、仕事が止まるんですよ。 だから、「会議を効率化しよう」と考える前に、「そもそもこの会議いらなくない?」って発想に至らないとダメだと思いますね。

3. メール・チャットの効率化って、それ以前の問題じゃない?

メールの件名を工夫しても本質は変わらない

本では「メールの件名を工夫すれば伝わりやすくなる」とか書いてますけど、それって表面的なテクニックですよね。メールの件名がどんなに分かりやすくても、そもそもメールのやり取り自体が不要な仕事の仕方を考えたほうがいいんじゃないですか? 例えば、会社によっては「毎朝、昨日の進捗をメールで報告しろ」みたいな文化があったりするんですけど、それって何の意味があるんですかね?上司が「お前ちゃんと仕事してる?」って確認したいだけじゃないですか? そういう無駄なコミュニケーションをなくすのが本来の効率化であって、メールの件名を工夫するとかは小手先の話ですよね。

本当に効率的な仕事は「言わなくても伝わる」

仕事ができる人って、そもそも「この人ならこう判断するだろうな」って周囲から信頼されてるんですよ。だから、いちいちメールで細かく指示を出さなくても、勝手に適切な判断をしてくれるわけです。 メールのやり取りを減らしたいなら、「メールを効率化する」んじゃなくて、「メールを不要にする仕事の仕方」を考えたほうがいいんですよね。

4. チームワークの本質は「任せる」じゃなくて「強い個が集まること」

「任せることが大事」は正しいのか?

本では「チームのメンバーを信頼して任せることが大事」と書いてますけど、それって本当に正しいですかね? 現実問題として、チームメンバー全員が優秀なら任せてもいいんですけど、そうじゃない場合、「任せる=仕事が進まない」ってことになりがちですよね。例えば、Aさんに仕事を任せたけど、そのAさんがミスばかりして遅れたら、結局周りの負担が増えるだけですよね?

本当に強いチームとは?

本当に成果を出せるチームって、「個々が強い」んですよ。だから、無理にチームワークを意識しなくても、自然に成果が出るわけです。「チームワークを強化しよう」とか言ってる時点で、そもそもメンバーのレベルが揃ってないことを認めてるようなもんですよね。 だから、チームワークを重視する前に、「個人としてちゃんと力をつける」っていうのが本来やるべきことなんじゃないかと思いますね。

5. 「即座の行動」が正しいとは限らない

「すぐに動く=効率的」という勘違い

本では「仕事はすぐに着手することで、効率と効果を最大化できる」と書いてありますよね。でも、それって本当にそうなんですか? 例えば、「とりあえずやってみよう!」って言って、あとから「やっぱり方向性が違いました」ってなること、よくありますよね。それって結局、時間の無駄じゃないですか? 仕事ができる人って、「どこに時間を使うべきか」をちゃんと考えるんですよ。目の前のタスクに飛びつくんじゃなくて、「これ、本当にやるべき?」って一度考えてから動くわけです。

本当に大事なのは「考えてから動く」こと

「即座に行動する」よりも、「考えたうえで、やるべきことを効率的にやる」ほうが大事ですよね。特に、重要な仕事ほど、適当に始めると後で修正コストがかかるんですよ。 例えば、家を建てる時に「とにかく柱を立てよう!」ってやっても、設計図が間違ってたら全部やり直しですよね。それと同じで、仕事でもちゃんと考えてから動くほうが、結局は効率的になるわけです。

6. 「早めの報告」は状況次第で逆効果

報告が早すぎると余計な仕事が増える

「問題や進捗を早めに報告すればトラブルを防げる」と本では言ってますけど、それって必ずしも正しいとは限らないんですよね。 例えば、「ちょっとした問題が発生しました!」ってすぐに上司に報告すると、上司が余計な口を出してきたり、無駄に大事になることってありますよね?で、結果として本来シンプルに解決できる問題が、無駄に大きくなったりするんですよ。

本当に報告すべきタイミングとは?

仕事ができる人って、「これは本当に報告が必要か?」を考えてから動くんですよ。例えば、「ちょっとしたミスだけど、自分で修正できるなら報告しない」「大きな問題になりそうな時だけ報告する」とかですね。 結局のところ、報告のタイミングを間違えると、余計な仕事が増えるだけなんですよ。だから、「早めに報告」じゃなくて、「適切なタイミングで報告する」が正解ですよね。

7. 「3分ください」を口癖にしても、上司の忙しさは変わらない

上司の時間を奪うことに変わりはない

本では「上司に相談するときは『3分ください』と言えば短時間で承認を得られる」と言ってますけど、それって上司側からしたらどうなんですかね? 例えば、10人の部下が1日1回「3分ください」って言ったら、上司は1日30分も削られるわけですよ。しかも、そのたびに集中力が途切れるんですよね。 結局、「3分ならOK」という話ではなく、「そもそも相談が必要か?」を考えるほうが重要じゃないですか?

「3分の相談」を減らす仕組みが必要

優秀な人ほど、上司に相談しなくても済むように仕事を進めるんですよ。例えば、「このパターンならこう判断する」というルールを作っておけば、いちいち相談しなくても済むんですよね。 だから、「3分だけ相談しよう」じゃなくて、「そもそも相談しなくてもいい仕組みを作ろう」って発想のほうが大事だと思いますね。

8. 「ポジティブフィードバック」が逆効果になることもある

過度なフィードバックはプレッシャーになる

「相手のやる気を引き出すためにポジティブフィードバックをしよう」と本では言ってますけど、それって必ずしもいいことばかりじゃないんですよ。 例えば、「すごくいい仕事をしたね!」って言われると、「次も期待されてるんだな…」ってプレッシャーになることってありますよね?特に完璧主義の人ほど、「次も完璧にやらなきゃ」って無駄にストレスを感じるんですよ。

フィードバックは最小限でいい

本当に仕事ができる人って、いちいち褒められなくても淡々と仕事をこなすんですよ。だから、むしろ「フィードバックをしすぎない」ほうが、自立した働き方ができるんですよね。 だから、「ポジティブフィードバックをしよう!」じゃなくて、「必要な時だけ、最小限のフィードバックをしよう」が正解だと思いますね。

9. 仕事を効率化するなら「無駄な仕事をしない」が最強

「1%のコツ」よりも「99%の無駄をなくす」

この本では「1%の違いが大きな成果につながる」と言ってますけど、それよりも「99%の無駄を減らす」ほうが圧倒的に効果的なんですよ。 例えば、無駄な会議を1つなくせば、1時間浮く。無駄な報告をやめれば、そのぶん仕事に集中できる。そういう「無駄を削る」ことのほうが、効率化には重要なんですよね。

本当に成果を出す人の考え方

本当に成果を出してる人って、「何をしないか」を徹底してるんですよ。「これって意味ある?」って常に考えて、必要なことだけに集中する。そうすると、自然に仕事が速くなるし、成果も出るんですよね。 だから、「1%の工夫をしよう!」じゃなくて、「99%の無駄を減らそう!」って発想のほうが、本当に仕事を効率化したいなら大事なんじゃないかと思いますね。

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