呼吸法は本当に必要?効果と限界をひろゆき流に解説|究極の呼吸法 :レビュー

書評

呼吸を科学することの意味

「鼻呼吸」って、そんなに大事なんですか?

要は、鼻呼吸が重要だって言われても、そもそも人間って適当に生きててもそれなりに呼吸してるわけですよね。で、鼻呼吸を意識しないと病気になりやすいとか言われるんですけど、じゃあ口呼吸してる人が全員不健康かっていうと、そうでもないと思うんですよね。 つまり、たしかに鼻には空気をろ過するフィルター機能があるとか、温める役割があるっていうのは科学的にも正しいんだけど、それを意識して生きるって、ぶっちゃけそこまで重要か?って話だと思います。 結局、普通に生きてても寿命が80年とか90年になってるこの現代社会で、わざわざ「鼻呼吸を徹底しましょう!」みたいな努力って、費用対効果どうなんだろう?って思っちゃうんですよね。

完全呼吸とやらで本当に人生変わるんですか?

完全呼吸、つまり肺を最大限に使って呼吸するって話も出てきたんですけど、要はこれって「深呼吸しろ」って話とほぼ同じですよね。 で、深呼吸するとリラックスできるとかストレスが軽減するとか、そういう効果はたしかに科学的に証明されてます。うん、それは事実。 でも、それをわざわざ「完全呼吸」って大仰な名前つけて、神秘的なプラーナとかいうよくわからないエネルギーと結びつけるあたりが、正直ちょっと宗教っぽいんですよね。 だから、結局のところ「深呼吸して落ち着こう」ぐらいの話を、いかにもありがたそうに説明してるだけじゃないの?って思うわけです。

プラーナとやらに人生を賭けるべきか問題

プラーナって、要は気のせいじゃないですか?

プラーナ呼吸っていう考え方があって、空気中の「生命エネルギー」を取り込むって話なんですけど、これって要は東洋医学でいう「気」とか、ヨガで言う「チャクラ」みたいなもんですよね。 で、こういうのって科学的な証明ができないから、結局「感じた者勝ち」みたいな世界なんですよ。 つまり、「俺はプラーナを感じた!」って言ったら、もうそれで成立しちゃうんですよね。 だから、プラーナを感じる呼吸法を一生懸命練習するのって、結局自己満足のためであって、客観的な成果は測れないんですよね。 もちろん、自己満足が悪いとは言わないです。でも、限られた人生の時間をそんな曖昧なものに割くって、コスパ悪くないですか?って思うわけです。

浄化呼吸でリフレッシュとか言われても

浄化呼吸っていうのも紹介されてましたけど、これも要は「肺の中の古い空気を入れ替えようね」っていう話なんですよね。 で、それが健康にいいかって言われたら、まあ悪くはないとは思うんですけど、じゃあ普通の生活しててそんなに「肺の中に悪い空気が溜まってる」って状況、ありますか?って話なんですよ。 結局、普通に呼吸してれば、体って勝手に二酸化炭素を排出してるわけで、特別な呼吸法をしなくても問題なく生きていけるんですよね。 だから、「浄化呼吸で身体が軽くなる!」みたいな話も、要は気分の問題じゃないかと思うわけです。 気分転換にやるのはいいけど、それを毎日の習慣にするほどのもんか?って聞かれると、「いや、そこまでしなくても良くない?」ってなるんですよね。

呼吸のリズムと社会的成功の関係性

リズム呼吸でストレス解消? うん、それはわかる

リズム呼吸をするとストレスが減る、リラックスできる、って話はまあ、理屈としてはわかります。 実際、人間の自律神経って呼吸と直結してるので、呼吸をコントロールすると副交感神経が優位になってリラックスできるっていうのは科学的にも証明されてますからね。 でも、それを「自然界のバイブレーションと調和する」みたいな言い回しにしちゃうと、一気にスピリチュアル臭が強くなるんですよね。 要は、「副交感神経を刺激してリラックスする」って科学的な話でいいのに、わざわざ自然界と繋がろうとするあたりが、個人的には「いやいや、そんな大層なもんじゃないでしょ」ってツッコミたくなるんです。

呼吸を制す者は人生を制す? そんなわけない

最後に、「呼吸を意識すれば人生が変わる!」みたいなまとめ方をされてたんですけど、いや、それは盛りすぎだろうと。 呼吸が整うと確かに精神的に落ち着くし、集中力が上がったり、緊張が緩和されたりするっていう効果はあります。うん、それは事実。 でも、それってあくまで一時的なものであって、根本的に人生の問題を解決するわけじゃないんですよね。 例えば、お金がないとか、人間関係がうまくいかないとか、そういうリアルな問題って呼吸を整えたところで解決しないわけです。 結局、呼吸法っていうのは「ちょっとだけ楽になるための小技」でしかなくて、「人生を劇的に変えるメソッド」みたいに持ち上げるのは、ちょっと詐欺っぽい匂いがするんですよね。

実践論としての呼吸法の現実的価値

鼻呼吸だけで健康になれるなら医療いらないですよね

要は、鼻呼吸がめちゃくちゃ大事って話を突き詰めると、「鼻呼吸さえしてれば健康になれる」って理屈になるわけじゃないですか。 でも、現実には鼻呼吸してる人でも病気になるし、鼻呼吸してないけど元気な人もいるわけですよね。 つまり、呼吸だけで全てが解決するっていう単純な構図じゃないんですよ。 結局、栄養とか睡眠とか運動とか、いろんな要素が絡み合って人間の健康って成り立ってるわけで、呼吸だけ特別扱いするのって、科学的な思考からするとだいぶ偏ってるんじゃないかなと思うんですよね。

呼吸エクササイズの「続けられなさ」問題

あと、こういう呼吸法って、結局「続けられるかどうか」なんですよね。 毎日10分だけでも呼吸エクササイズやりましょうって言うけど、普通の人ってそんなこと意識しないですよ。 仕事に追われて、スマホ見て、ゲームして、寝るだけで一日終わっちゃうわけで。 だから、意識高い系の人が「呼吸法ルーティンやってます!」とか言ってドヤってるのは見かけるけど、たいてい三日坊主で終わるんですよね。 結局、続けられないものを推奨するって、要は「理想論」でしかないんですよ。 現実的に意味のある習慣って、「やらなくてもそこまで困らないけど、やったらちょっといい」ぐらいのゆるさが必要だと思うんですよね。

「プラーナ信仰」の危うさ

エネルギー感じたところで何が変わるのか問題

プラーナ呼吸とか、プラーナを感じよう!みたいな話って、結局「自己暗示」に近いんですよ。 つまり、「エネルギーを感じている!」って思い込むことで、自分の気分を上げるってだけの話なんですよね。 もちろん、それでメンタルが安定するなら悪いことではないです。うん、それはそう。 でも、それって外から見たら「ただの自己満足」でしかないわけで、社会的な成果とか、他人に対して説得力を持つ何かにはならないんですよ。 要は、プラーナ感じたところで、給料が上がるわけでもなければ、人間関係が改善するわけでもないんですよね。 だから、そこに時間と労力をかけるコスパって、どうなの?って思っちゃうんですよ。

スピリチュアルと科学の線引きをしないと危ない

プラーナみたいな概念を信じるのは個人の自由ですけど、それを「科学っぽく」見せかけるのはかなり危ないと思うんですよ。 つまり、科学っていうのは再現性があって、誰がやっても同じ結果が出るっていうものなんですけど、プラーナは再現性ないんですよね。 「感じた気がする」っていう主観に頼るしかないから。 だから、「プラーナを取り入れると健康になれる!」みたいな主張は、エビデンスなしに広めるとカルトっぽくなっちゃうんですよ。 で、それに騙される人が出てきたら、それはもう社会的に害悪なんですよね。 だから、プラーナとかエネルギーみたいな話をするときは、「これは科学じゃないですよ」ってちゃんとラベル貼るべきだと思います。

呼吸法をどう日常に活かすかのリアルな提案

結局、呼吸法は「余裕がある人用」なんですよ

最終的に思うのは、呼吸法って「時間に余裕がある人の趣味」なんですよね。 日々の生活に追われてる人が、いちいち呼吸のリズムを整えようとか考えないわけですよ。 朝から晩まで働いて、子育てして、家事して、って人に「呼吸法でリラックスしましょう!」って言ったところで、「そんな時間あるか!」って話になるんですよね。 だから、呼吸法を勧めるときには「余裕がある人だけやってください」って正直に言ったほうがいいと思うんですよ。 無理して日常に取り入れようとすると、それ自体がストレスになるっていう本末転倒なことになるんで。

呼吸法を使うなら、ピンポイントで

じゃあ呼吸法って無駄なのかっていうと、そうでもないんですよ。 たとえば、緊張してるときにリズム呼吸を取り入れるとか、寝る前に深呼吸するとか、そういう「ピンポイント使い」ならめちゃくちゃ効果あると思います。 要は、日常の全部に呼吸法を絡めようとするからおかしくなるんであって、「ここ一番」でだけ使えばいいんですよね。 それこそ、プレゼン前に深呼吸して落ち着くとか、試験前に呼吸整えるとか、そういう小技として持っておくのが一番現実的だと思います。 結局、呼吸法もツールのひとつに過ぎないわけで、「ツールは適材適所で使う」っていう当たり前の話に落ち着くんですよね。

まとめ:呼吸法は万能薬じゃない

やれるならやればいいけど、過信しないほうがいい

結局、呼吸法って「やれるならやればいい」っていうぐらいの話であって、「絶対に必要」とか「これがなければ生きていけない」みたいなものじゃないんですよね。 鼻呼吸を意識するとか、深い呼吸を心がけるとか、リズム呼吸を取り入れるとか、それ自体は健康にいいし、リラックス効果もある。うん、それは間違いない。 でも、それだけで人生が劇的に変わるとか、全ての問題が解決するみたいな幻想を抱くのは、ちょっと現実見たほうがいいよねって思うんですよ。 だから、「呼吸法は万能じゃない、でもちょっとは役に立つ」っていう冷静な距離感で付き合うのが、一番いいんじゃないかなと思いました。

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